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submeditate@下北沢WEDGE Report

June 24, 2006 11:00 PM [event report]

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数年前、渋谷にHOTWAXという世界中のABSTRACT HIPHOPを中心に取り揃えるハードコアなレコードショップがあったことを記憶している人は多いと思う。現在のELECTRONICAやABSTRACT HIPHOPのシーンを土台から支えていたのがHOTWAXだったということに異論を唱える人はそういないだろう。毎週世界中から前衛的なヴァイナルが東京・渋谷に集まっていた。IDM、つまりIntelligent Dance Musicという言葉が生まれたのもこの頃で、ダンスミュージックをアートの分野にアプローチしたサウンドが数多くリリースされ、HOTWAXを中心とする日本のレコードショップや気鋭のバイヤー達がそれらのシーンを支えていた。opuestoの中心人物であるTatenuma氏は、そのHOTWAXを牽引していたトップバイヤーである。それが東京を拠点とする前衛的なダンスミュージックを様々な形で表現するアーティスト集団、opuestoの原点だ。 マイアミのMERCKは、まさに90年代の終わりから現在に至までのELECTRONICAシーンにとって最重要レーベルのひとつと言ってよいだろう。最も代表的なアーティストはMachine Drumだが、Malcolm Kipeが個人的には好きなアーティストだ。毎月良質な作品をリリースし続けてきたMERCKの貢献度は大きい。 そんなopuestoが主催する下北沢WEDGEでのパーティーにMERCKのオーナーDJ MERCKがゲスト参加するのだから、良くない訳がない。玉石混交のインディペンデント・ミュージックの中から、"玉"のみをセレクトし尽くした硬質で締まったビートとタイトなウワモノのサウンドをずっと聴くことができた。最近の東京のクラブシーンは、学生の主催による音楽的には残念ながらレベルの低い身内ノリのパーティーか、過去にメディアやレコード会社によってプロモーションされ知名度から見て価値の高いDJの出演によるパーティーの2つが大半を占めていて、前衛的なニューカマー・アーティストには厳しい状況が続いている。今回は下北沢というアウトサイダーな場所で密かに行なわれたパーティーという雰囲気もよかった。次はボクも一緒に何かやりたいです。

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