「バブル景気」とは「資産インフレ」のことである。土地や株などの資産価格が、適正価格を遥か越えて上昇していく現象のことを意味している。
80年代の日本で起こったバブル景気のきっかけは、1985年の「プラザ合意」だと言われている。当時、ニューヨークのプラザホテルで行われたG5で決定した、アメリカドルを各国政府が介入してドル安にしましょう、という合意である。
その結果、1ドル=230円台だったものが1年後には120円台になってしまった。輸出貿易会社や自動車などの輸出メーカー(円高になるとアメリカに高くて買ってもらえなくなるので、安くしてドルに合わせた)は大損し「円高不況」が起きてしまった。
そこで政府は、それはまずいということで、景気を良くするために「公定歩合」の引き下げを行った。そうすると、銀行から安い金利でお金が借りられるわけだから、会社がみんなお金を借りるようになって、お金が回りだした。これがバブルの幕開けと言われている。(つづく)


