アメリカの奴隷貿易がどのようなものだったのかを知るのに、たいへんわかりやすいドラマです。1977年の作品ですが、たいへんわかりやすくこの問題を捉えることができるので、いろんな人に観てもらいたい作品です。
アメリカの奴隷貿易がどのようなものだったのかを知るのに、たいへんわかりやすいドラマです。1977年の作品ですが、たいへんわかりやすくこの問題を捉えることができるので、いろんな人に観てもらいたい作品です。
若きクンタ・キンテ(リバー・バートン)は、18世紀のアフリカでみずからの人生と先祖伝来の家を奪われ、アメリカで奴隷として売られるために非人間的な暮らしを余儀なくされる。
アメリカ史上もっとも恥辱に満ちた時代に端を発し、20世紀の作家アレックス・ヘイリーへと至る家系は、この時から始まったのだ。
本作は、故ヘイリーの名著『ルーツ』を原作とした全6話のテレビ・ミニ・シリーズ。1977年の放送時には、幅広い層からの支持を得た。
南北戦争前のアメリカ南部で暮らすクンタの子孫を数世代にわたって追い、解放奴隷のチキン・ジョージ(ベン・ヴェリーン)の物語で幕を下ろすという内容だ。
ジョージの家族は根強い差別に苦しみ、闘うことに目覚めていく。クンタとジョージの人生に挟まれるかたちで、数多くの忘れがたい登場人物たちが登場。
黒人もいれば、白人もいる。また、ムチ打ちやレイプ、結婚相手や家族との別れなど、奴隷であることの精神的・肉体的苦悩も描かれる。
これほど大勢のメインストリームのアメリカ人が見た番組は、本作の放送当時には前例がなかった。
本作がアメリカを少しずつ啓発に導いていったことは、まぎれもない事実なのだ。
現在の目で見ても、『ルーツ』は個々人の目を開かせる力を持っていると同時に、鮮烈で圧倒的なドラマによって見る者を釘づけにする。(Amazonより)