この本が出たのは、2009年の年末だった。
この本が出たのは、2009年の年末だった。
実は、あれからすでに2年が経過している。この本の最も強烈なパンチラインは、「デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる」(322)というクリスが提示した原則だった。
身近で言えば、ヴァイナルの中古価格の低下が象徴的だ。10年前は、1枚100円で買い取ってくれたレコードも、いわゆるレア盤以外は、今は、1円かあるいは、無料で引き取りとなる。理由は簡単で、データでDJをすることが主流になったからだ。
知っての通り、音楽のほとんどは、デジタル化されているから、「デジタルのものは、遅かれ早かれ無料に」なったひとつの結果かもしれない。